累 -かさね-
(C)2018映画「累」製作委員会 (C)松浦だるま/講談社
2018年9月7日(金)公開
伝説の女優を母に持つ淵累(ふちかさね)は、天才的な演技力を持って生まれながらも、自らの醜い容貌を恨み続けて生きてきた。そんな彼女に母が遺した一本の口紅。その口紅は、キスした相手と<顔>を入れ変えることができる不思議な力を秘めていた―。
一方、美貌を持ちながらも、花開かずにいる舞台女優・丹沢ニナ。彼女はとある理由から、女優として大成することに異常な執念を募らせながら日々を過ごしていた。
“美貌”と“才能”、互いの足りない部分を埋めるように導かれ、出会った累(かさね)とニナ。反発しながらも互いの目的の為、口紅の力を借りて、入れ替わることを受け入れる。ニナの“美しさ”と累(かさね)の“演技力”、二つを兼ね備えた「女優・丹沢ニナ」は、一躍脚光を浴び始める。しかし、その成功はやがて二人の運命を大きく変えていく―。